海辺にただようエトセトラ

音楽や映画、本の感想をつらつらと。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序/EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.(2007年,庵野秀明総監督)

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1995~96年に放送され、社会現象を巻き起こしたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を、新たに4部作の劇場版として構成する「新劇場版」の第1部。原作・総監督はTV版に続いて庵野秀明。新作パートの画コンテに「日本沈没」の樋口真嗣、「交響詩篇エウレカセブン」の京田知己など、豪華スタッフ陣が参加。14歳の少年・碇シンジは、10年ぶりに再会した父ゲンドウが司令官を務める特務機関NERV(ネルフ)に呼び出され、人型決戦兵器エヴァンゲリオンに搭乗し、使徒と呼ばれる謎の敵と戦えと命令される。(https://eiga.com/movie/34139/より)

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ヤクザと家族 The Family(藤井道人監督,2021年)

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「新聞記者」が日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた藤井道人監督が、時代の中で排除されていくヤクザたちの姿を3つの時代の価値観で描いていくオリジナル作品。これが初共演となる綾野剛舘ひろしが、父子の契りを結んだヤクザ役を演じた。1999 年、父親を覚せい剤で失った山本賢治は、柴咲組組長・柴崎博の危機を救う。その日暮らしの生活を送り、自暴自棄になっていた山本に柴崎は手を差し伸べ、2人は父子の契りを結ぶ。2005 年、短気ながら一本気な性格の山本は、ヤクザの世界で男を上げ、さまざまな出会いと別れの中で、自分の「家族」「ファミリー」を守るためにある決断をする。2019年、14年の出所を終えた山本が直面したのは、暴対法の影響でかつての隆盛の影もなくなった柴咲組の姿だった。(https://eiga.com/movie/93189/より)

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Swallow(カーロ・ミラベラ=デイビス監督,2019年)

 

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ガール・オン・ザ・トレイン」「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」のヘイリー・ベネットが異物を飲み込むことで自分を取り戻していく主婦を演じるスリラー。ニューヨーク郊外の邸宅で、誰もがうらやむような暮らしを手に入れたハンター。しかし、まともに話を聞いてくれない夫や、彼女を蔑ろにする義父母の存在など、彼女を取り巻く日常は孤独で息苦しいものだった。そんな中、ハンターの妊娠が発覚し、夫と義父母は待望の第一子に歓喜の声をあげるが、ハンターの孤独はこれまで以上に深くなっていった。ある日、ふとしたことからガラス玉を飲み込みたいという衝動にかられたハンターは、ガラス玉を口に入れて飲み込んでしまう。そこでハンターが痛みとともに感じたのは、得も言われぬ充足感と快楽だった。異物を飲み込むことに多幸感を抱くようになったハンターは、さらなる危険なものを飲み込みたい欲望にかられていく。(https://eiga.com/movie/94149/より)

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2020年 ラップミュージックin JAPAN ベスト10 後篇

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前回の記事の続きで、残りの5曲を紹介します。

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2020年 ラップミュージックin JAPAN ベスト10 前篇

 

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今更ですが、2020年によく聞いたラップソングのベストについてコメント付きで紹介できればと思います。
例によって日本のラップミュージックのリリース情報では国内最大手のブログ、「2dcolvicsさん」のお誘いで選出しました。該当記事→

選出にあたって意識したのは「振り返ってこのリストを見たとき、2020年をどれだけリアルに思い出せるか」です。
ご存知の通り2020年はすべての人にとって衝撃の大きい1年でした。「アーティストがダイレクトに感情を表現できること」はラップミュージックの強みの一つです。彼ら/彼女らの視線の延長に社会がうっすらと見える曲を意識的に聞いた1年でした。

あと裏テーマでなるべく多くの人が聴けるよう「YouTubeで聴ける曲」としました。※ですが、1曲のみ現在取り下げられてしまっています……。

なのでそれぞれ埋め込みで紹介をしていきます。お時間ある方は聞きながらお読みください。

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2020年 ベスト映画10/前篇

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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年は後半に連れて仕事が忙しくなり、記事更新も思うようにできなかったのが心残りです。

特に音楽に関する記事が全くと言っていいほど書けなかったのが悔やまれます。
ストリーミング全盛期と言ってもいいこの頃ですが、あまりにリリースペースが早すぎて足を止めてじっくり聞ける作品の量が減ってしまっているのが原因かもしれません。
Twitterの短文でサッと感想書いて「音楽クラスタでござい」と居直ってもいいかもしれませんが、作品とはしっかりと腰を据えて向き合いたいと思うので今年は聴き方を変えようか検討中です。

それはさておき、今回は昨年観た映画からベストと言える10本を選出してご紹介したいと思います。
新作の映画の鑑賞本数は125本。おそらく昨年並です。緊急事態宣言により、映画館の休業があった割にはかなり観た印象です。おそらく音楽ライブが軒並み中止になったので休日を映画鑑賞に割くことができたのも大きいと思います。

それではまずは前篇として5本紹介します。ブログで取り上げた作品にはリンクも貼っていますので併せてどうぞ!

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