海辺にただようエトセトラ

音楽や映画、本の感想をつらつらと。

37セカンズ

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出生時に37秒間呼吸ができなかったために、手足が自由に動かない身体になってしまった女性の自己発見と成長を描き、第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で観客賞とCICAEアートシネマ賞を受賞した人間ドラマ。脳性麻痺の貴田夢馬(ユマ)は、異常なほどに過保護な母親のもとで車椅子生活を送りながら、漫画家のゴーストライターとして空想の世界を描き続けていた。自立するためアダルト漫画の執筆を望むユマだったが、リアルな性体験がないと良い漫画は描けないと言われてしまう。ユマの新しい友人で障がい者専門の娼婦である舞は、ユマに外の世界を見せる。しかし、それを知ったユマの母親が激怒してしまい……。主人公のユマと同じく出生時に数秒間呼吸が止まったことによる脳性麻痺を抱えながらも社会福祉士として活動していた佳山明が、オーディションで見いだされ主演に抜てき。母親役を神野三鈴、主人公の挑戦を支えるヘルパー・俊哉役を大東駿介、友人・舞役を渡辺真起子がそれぞれ演じる。ロサンゼルスを拠点に活動するHIKARI監督の長編デビュー作。(https://eiga.com/movie/89602/より)

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チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)/82년생 김지영

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韓国では100万部を超えるベストセラーとなった小説。2018年12月10日に日本語訳版が刊行。

ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。誕生から学生時代、受験、就職、結婚、育児…彼女の人生を克明に振り返る中で、女性の人生に立ちはだかるものが浮かびあがる。女性が人生で出会う困難、差別を描き、絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作! 韓国で100万部突破! 異例の大ベストセラー小説、ついに邦訳刊行。(https://www.amazon.co.jp/dp/B07NNPM8RM/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1より)

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松江哲明のハラスメント問題に思うこと/ごく個人的な決意について

まずはじめに、僕が今まで見た松江哲明の作品は『フラッシュバックメモリーズ3D』と『東京都北区赤羽』(※途中まで鑑賞)、あとは某映画上映時の自主制作作品(2-3分)のみです。
従って本投稿は彼の熱心なファンのものではありません。あと長い割に目新しい切り口で今回の問題を語っているわけでもありません。

読まれる方はその点ご理解の上読んでいただけますと幸いです。

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PS4『Death Stranding(デス・ストランディング)』(KOJIMA PRODUCTION/SIE)

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メタルギア』シリーズの生みの親であるゲームクリエイター小島秀夫が独立し立ち上げた「コジマプロダクション」第1作目のSFゲーム。2019年11月8日発売。

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パラサイト 半地下の家族/기생충

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殺人の追憶」「グエムル 漢江の怪物」「スノーピアサー」の監督ポン・ジュノと主演ソン・ガンホが4度目のタッグを組み、2019年・第72回カンヌ国際映画祭韓国映画初となるパルムドールを受賞した作品。キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。共演に「最後まで行く」のイ・ソンギュン、「後宮の秘密」のチョ・ヨジョン、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のチェ・ウシク。(https://eiga.com/movie/91131/より)

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コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』(早川書房)/Colson Whitehead - Underground Railroad

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2017年12月6日に日本語訳出版。

ピュリッツァー賞、全米図書賞、アーサー・C・クラーク賞受賞作
アメリカ南部の農園で、苦しい生活を送る奴隷の少女コーラ。あるとき、仲間の少年に誘われて、意を決して逃亡を試みる。地下をひそかに走る鉄道に乗り、ひとに助けられ、また裏切られながら、自由が待つという北をめざす――。世界的ベストセラーついに刊行!(https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013729/より)

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家族を想うとき/Sorry We Missed You

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麦の穂をゆらす風」「わたしは、ダニエル・ブレイク」と2度にわたり、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品。現代が抱えるさまざまな労働問題に直面しながら、力強く生きるある家族の姿が描かれる。イギリス、ニューカッスルに暮らすターナー家。フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、過酷な現場で時間に追われながらも念願であるマイホーム購入の夢をかなえるため懸命に働いている。そんな夫をサポートする妻のアビーもまた、パートタイムの介護福祉士として時間外まで1日中働いていた。家族の幸せのためを思っての仕事が、いつしか家族が一緒に顔を合わせる時間を奪い、高校生のセブと小学生のライザ・ジェーンは寂しさを募らせてゆく。そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう。2019年・第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。(https://eiga.com/movie/91138/より)

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