「NCT 127 2ND TOUR ‘NEO CITY:JAPAN - THE LINK’」
去る5月28日(土)、NCT 127のドームツアーの東京公演に参加しました。
会場見渡す限り、僕のようなアラサー男はほとんど見かけなかったので「場違い感」が少し気まずかったのですが、いざ公演が始まってしまえばそんなことは気にせず非常に楽しめた1日でした。
1ヶ月以上経ってしまったので記憶が曖昧な部分もありますが、印象に残ったことを書き留めたいと思います。
メンバーの印象が大きく変わった
お恥ずかしいことに127メンバーの顔と名前が完全一致していない状態で当日迎えていたのですが、実際のライブを見るとメンバーの印象がいい意味で大きく変わりました。
メンバーのソロステージが合間合間に挟まれていく構成なので、個がより際立つような設計になっていたのだと思います。*1
僕の中で特に印象を強くしたのが、テイルとヘチャンのツインボーカルです。
ヘチャンの特徴的なハイトーンボイスはNCTソングにおけるある種の象徴のように感じていましたが、テイルの歌唱力は127の楽曲の背骨であるなと思い知らされました。
この二人のデュエットが序盤に展開されたのですが、ここで聞けた生歌は絶品もので、ここだけでチケットの元は取れたようなものでした。
ボリュームたっぷりの公演時間
実に3時間半にわたる公演で、余すことなく127の魅力を体感できました。
以前のドームツアーをしたBLACKPINKは、持ち曲の少なさもあってか90分くらいで終わってしまったので、歌、ラップ、ダンスなど多面的な魅力を長い時間をかけて披露してくれた127のコンサートはとても素晴らしいものでした。
天井席付近の疎外感
これはドームという会場で行う以上仕方のないことですが、いわゆる「天井席」での鑑賞となると、遠くで打ちあがっている花火を見ているような感覚になってしまい、疎外感が否めません。
また127(というかSM)はそもそも楽曲のプロダクションが一流でもあるので、大会場で聞くなら重低音も存分に味わいたかったのですが、音響面もそこまで期待したものではなかったかなという印象です。
これはアーティストや運営側というより、ドームという箱そのものにまつわる難点だと思うので仕方ないとは思いますが、、、コンサートはいい席で見ることが何より重要、と改めて感じました。
コンサートライトの海は絶品
ただ、遠めの席でも悪いことばかりでなく、色とりどりのコンサートライトが会場を彩る様子を一望でき、この光景は圧巻です。撮影禁止でなければ、ステージ上のメンバーたちはもちろんのこと、コンサートライトの海をカメラに収めたかったです。
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アラサーヒップポップ好きのおすすめNCT楽曲
そんなこんなで非常に楽しめたドームコンサートなのですが、ファン以外のみなさんにNCTの魅力を知ってもらうために、僕の好きなNCTの楽曲を紹介します。特にヒップホップ好きはハマる楽曲が多いと思うのでぜひ。
好きな曲はたくさんあるけど5曲に絞りました。YouTube・Spotifyも埋め込みました。
NCT U - 90's Love(2020)
youtu.beヒップホップ好きなら反応せざるを得ないブレイクビーツ上で、なんか普通にかっこいいラップが展開されます。たぶんSpotifyでシャッフルで流れてきたら、どこかのヒッップホップグループの曲なのかと思ってしまうレベルです。
ちなみに「NCT U」というのは曲ごとにユニットが変則的に変わるグループなので、僕自身も実態は掴みかねています。。
ただ、一番手にラップをしているマークはNCT全般でスキルフルなラップを披露しているので、まずは彼を押さえましょう。というか彼が僕の推しです。
NCT U - Misfit(2020)
youtu.beこちらも同年に発表された、NCTの中でもラップ担当のメンバーが集まった楽曲(違っていたらごめんなさい)。
90's Loveと違いギターが前面に出たロックテイストの濃いトラックですが、ここまで毛色の異なる曲でも「NCT色」を失わないメンバーのスキルには目を見張るものがあります。
特にマークの2巡目のバース(1:30〜ごろ)は、あえて1バースとは異なるアプローチでラップを載せていて、フロウの引き出しも豊富なので惚れ惚れします。
NCT 127 - Cherry Bomb(2017)
youtu.be基本的に曲ごとにユニットを組む「U」の楽曲に好きなものが多いのですが、127単体でもクオリティ高い楽曲はかなりの数あります。
個人的にNCTというグループを意識し出したのはこの「Cherry Bomb」で、ポップソングとは言い難いヘビーなトラックと、そこに乗ってくるSWAGを感じさせるサビの歌詞が印象的です。
というか、この曲もマークが先陣を切っているので、 選曲が偏ってしまっていますね。。
NCT 127 - Kick It(2020)
youtu.be続いても127の楽曲で、後期代表曲と言っても過言ではない「Kick It」を。
2020年にブルース・リーモチーフの曲を作るというぶっ飛んだセンスに驚きつつも、キレの良いダンスとクセになるフックで会場で披露されれば大盛り上がりの楽曲です。
個人的には序盤のヘチャン〜ジョンウ〜テイルとボーカリストが歌い繋ぐバースが見事です。
NCT DREAM - Beatbox(2022)
youtu.be最後に紹介するのは、NCTの中でも10代〜20代前半の若いメンバーで構成されている「DREAM」の楽曲です。
DREAMは特に初期は可愛らしい曲が多く、あまり好みではなかったのですが、フルアルバムを出してから次第にかっこいい曲も多くなり、最新曲でもあるこの曲は、NCTのヒップホップベースの楽曲をうまくDREAM色に落とし込んだ代表曲と言えるのではないでしょうか。
そしてやっぱりマークがカッコいい。
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とそんな感じでNCTを満喫しているのですが、ついに8月にはSM TOWNが開催&チケット当選しているので本当に楽しみです。映画のことばっか書いていましたが、今後路線を変えて記事を書いていくことになるのかも。
長文読んでくださった方はありがとうございました。
*1:まぁアイドルのライブではこの構成は定番かもしれませんが、カバー曲でなく自作(?)の曲を披露していたのがとても良かったです