去年のサマソニでやったやつ*1の、フジロック版です。
前説
日本一チケ代の高いフェス*2として有名なフジロックフェスティバル。
とはいえ、このフェスでなければ見れない海外アクトが充実していることも事実で、ラインナップを憧憬の眼差しで眺めるのが僕にとっての夏の風物詩でした。
普段は東京近郊のライブハウスにしか行かないオタクにとっては、豪雨に見舞われること1000パー確実なフェスのために、新潟くんだりまで行くのは自殺行為。
しかし、今年のラインナップを改めてみると、洋楽のセールスが芳しくない我が国では二度と見られなさそうな海外アクトと、旬を抑えた邦楽アクトが入り乱れるラインナップはかなり魅力的に写ったので、ついに28、29日に初参加と相成りました！
フジロック…というか野外フェスは、キャンプグッズやら「ライブ鑑賞以外に気遣うべきサムシング」がむちゃくちゃ多く、すでに財布が瀕死状態ですが、チケットもクレジット払いしたし、当日は存分に楽しみます!!
ということで、なんかすげー見辛いタイムテーブルを見ながら、初日の回り方を考えました（フルで見たいアーティストには「（Full）」と表記します）。
先輩フジロッカーの皆さまにおかれましては、「ステージ間の距離的にこの流れは無理」「体力的にもたねーよ」的なご指摘あると思いますが、チケ代の元は取りたいので乞食根性丸出しで頑張ります！
本編
AM
移動のため、鑑賞アクトなし
新幹線のチケットによると、9時35分に越後湯沢駅到着なのですが、余裕をもって午前のアクトの鑑賞は見ないとします。現地で合流予定の友人はいるのですが、会場まではぼっちなので、すんげー待つらしいシャトルバスに並ぶか、優しそうなグループに声かけてタクシー相乗りするか、いずれにしても「AMのアクトは見れたらマジラッキー」くらいの温度感で行きます。
前説で「乞食根性」と書きましたが、あくまで「武士は食わねど高楊枝」精神（意味不明）で行きます。
がしかし、11時に着けたらeastern youthは見たいです。
PM
①12:40〜@RED MAQUEE／
MORE THE MAN
本当に聞く人が聞いたら激怒するくらい薄いことを書きますが、「野外フェスは大所帯バンド（スカ、ジャズなど）を見てこそナンボ」みたいな偏見があり、前知識が皆無なMORE THE MANを見たいと思います。
元スカパラ、SOIL、PE'Z（サポートですが）のメンバーが集うという、メンツだけ見てもテンション上がりますよね（←自分でもびっくりするくらいほぼ何も言ってない）。
あと、このレッドマーキー、サマソニでいうところの、ぼくの大好きなソニックステージ的な立ち位置かなと思っているので、このステージのアクトは無条件でハマるはず！屋内なのも最高!!
あと、場合によっては現地合流がこのタイミングでできるのであれば、荷物を解き放って楽になりたい……。
②14:00〜@RED MAQUEE／
小袋成彬（Full）
続いてのアクトは当然、初夏にソロデビューを果たした小袋のステージを。
N.O.R.K.の頃から愛聴していた身としては、「ワシが育てた」的な老害感丸出しで後方から腕組みで見たいと思います。
作風やYouTubeのスタジオライブを見ていると、真っ昼間にライブを見るイメージが湧かないのも事実ですが、僕にとって初めての生パフォーマンス、目にしっかりと刻み込みたいです。
③14:50〜@WHITE STAGE／
STARCRAWLER
小袋終わりだと開演には間に合わないでしょうが、遅れて彼らを見れればと思っています。
ご多聞にもれず僕も印象的なアルバムジャケットと轟音サウンドにヤられたクチですが、ライブも間違いなくパワフルだと思いますので（後ろの方で）楽しみたいと思います。
④15:50〜@RED MAQUEE／
SUPERORGANISM（Full）
おそらく1度目の疲労ピークを迎えるころ、レッドマーキーに戻って来て、当然（2度目）スーパーオーガニズムを鑑賞予定。
ジャンルとしてではなく、言葉の意味そのものとしての「ミクスチャーサウンド」を奏でるであろうステージは初鑑賞のため、非常に楽しみです。
⑤16:30〜@WHITE STAGE／
ASH
ASHは洋楽聴き始めの頃にハマった思い出深いバンドで、アジカン主催の神フェス（マジで再開してくれ！）「NANO-MUGEN FES.」でのパフォーマンスは人生に残るベストアクトです。
今はその頃までの熱量はなく、むしろ最新作も聴き込めてない体たらくですが、思い出のバンドなので是非とも見たいです。
しかし、先述したスーパーオーガニズムと時間がだだ被りなので、どう回るかは当日の本能に任せます。
⑥17:50〜@RED MAQUEE／
D.A.N.
第2の疲労ピークが訪れるであろう夕方には、そろそろZeppワンマンも見えて来たD.A.N.を見ます。
ちなみに、8月に行う小袋とD.A.N.のリキッドルームツーマンのチケットを買っているのですけど、この2アクトはフェスでも拝むつもりです。
⑦18:50〜@GREEN STAGE／
SKRILLEX
日も落ちる頃に、ようやくメインステージに行く予定です。
京都に別荘を買ったと話題のスクリレですが、まぁ見たいのはやまやまなんですがこの後に控えるメインディッシュを考えると、マジで「行けたら行く」状態です。
体力もたなそう。
⑧20:00〜@RED MAQUEE／
MGMT
貴重な海外アーティストですが、第2弾「行けたら行く」アクト。
MGMT、デビュー時から聞いていますがいまいちピンと来ていなく……。
ただ、新譜は一番好みなので、実は結構見たかったり。
⑨21:00〜@GREEN STAGE／
KENDRICK LAMAR（Full）
来ましたね。メインディッシュ！
ラップ（英語）の意味が分からずとも、フロウの緩急で「音としてのカッコ良さ」を非英語圏リスナーにも届かせ、リリックの和訳を見れば、そのあふれんばかりの知性で練りに練ったアルバム構成で唸らせる、全世界最重要ラッパー。
日本でもコアなファンはいるものの、海外級の盛り上がりでオーディエンスが迎え入れられるかが不安視されています（引く手数多のヒップホップ勢は、オーディエンスの反応が微妙な国には、愛想を尽かしそうな気がしてなりません）。
僕も英検3級の英語力を駆使してフックを大合唱する所存ですので、現場にいる方は知ったふりしてそれっぽく歌いましょう！
ということで、28日はこんな感じです。
予想通り、すげーミーハーな感じになりました……。
ここまで回ったら深夜は爆睡しそうですが、5lackは見たい!!
次回の記事に続きます。
