海辺にただようエトセトラ

音楽や映画、本の感想をつらつらと。

SONYの独立型Bluetoothイヤホン「WF-1000X」を購入した

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・本年のお買い初めです

年末のボーナスが振り込まれた頃は、「新年明けてセールでハイブラの服をドカ買いだぜっ!」と思っていましたが、将来のことを漠然と考えると30手前の独身男のノーフューチャーな浪費は危険だと考え、出費は抑えめにしようと思い直すことに。
そこで2018年初めての浪費はソニーの独立型イヤホン「WF-1000X」に絞り、ビックカメラにて購入。

すでに終わってしまっていますが、ネットクーポンの3%アップとオーディオ機器の5%アップの合わせ技でポイント18%の還元があったためかなりお得に買えたかなと思います(あと、店員さんからオーディオ機器割引の有料クーポンももらえましたので、それも利用)。

今回はいつもの記事と毛色を買えて、購入レポートを書きたいなと思います。
一応注意していただきたいのが、他の独立型イヤホンとの比較は行っていません。あくまで本機種のみを利用した感想記事になります。その点のみご了承ください。

・クソ便利

まず言いたいことはこれにつきる。Bluetoothマジで最高です。高めのイヤホン買っちゃった音楽好きにとって、恐怖でしかなかった「断線」の恐れがなくなることが最幸(viaファンキー加藤)ですよホント。

もちろん、コードレスそのものの便利さも言わずもがな。特に冬は衣服を重ねて来たり、首回りもマフラーなど着用するわけだから、音楽聴く人は「コードをどのレイヤーに置くか?」に苦心していたと思うんです。
そういった負担からも解放されてとにかく快適です。

・課題点もチラホラ

とはいえ、まだまだ独立系のイヤホンは課題が多いのかなぁという印象もあります。

ぶっちゃけた話、もう一つ後の機種になると課題点が改善されたものがリリースされそうな感じもします。
個人的には許容範囲内なので現状の機種+アップデートをのんびり待つ、という姿勢で行こうと思います。以下、気になる点をちょこちょこと書きます。

・バッテリー持ちが悪い

これはすでにかなりの指摘があると思いますが、独立型ゆえのしがらみでもあるかとは思います。
本機種は公称3時間とありますが、実際使っている肌感覚だと果たして2時間もつか?くらいの印象です*1。電化製品のバッテリーの表記って、始め(100〜80%)は使った分だけ減っていって、中盤(60〜40%)はものすごい勢いで減り、後半(30%以降)はちびちびと数値を減らしていく…という流れのイメージが(主にiPhoneに)あるのですが、WF-1000Xは序盤からガンガン減っていって、最後の25%あたりで結構踏ん張る(ここから30分以上もつ)…という印象があり、バッテリーメーター見ながら使っている側からすると「もう充電しないと!」と慌てることがよくあります。

普段の通勤がDtoDで40分もかからないくらいなので、このバッテリー量で充分といったところなので、今のところバッテリーが突然切れて立ち往生…ということはありません。とはいえ、万が一を考えてコード式イヤホンも持っているようにしていますが。

・音が途切れることもある

個人差あるようですが、僕の場合はアクションの切り替え時(徒歩から電車に乗る、電車から降りて歩き出す、徒歩から駆け足になる……など)に起こることが多いです。
このイヤホン、左耳側が本体で右側がサブ機という位置付けのようですので、右側が途切れるor聞こえなくなることが発生します。

一応「接続優先モード」というものがあり、これだとすぐ繋がるようになるのですが、音質がかなり悪くて、正直いって聞いてられませんトーク中心のラジオとか、ポッドキャストで使う分にはいいのかもしれませんが、音楽を聴く場合は多少途切れてでも「音質優先モード」で聴きたいな、と思うくらいです。
この途切れが、昨年11月のアップデートで改善されてこの程度なので、初期バージョンはどんだけ酷かったんだよと思っています。*2

・「便利さ」に勝るものはない

文句もポロポロと書きましたが、結局はこの「便利さ」が全て帳消ししてくれているな、というくらい独立型は便利です(あと、カナル型なのもポイント高いです)。僕のように外出するときは必ず耳にイヤホンが刺さっている、という人なら購入してもいいのではないかな、と思います。

逆にイヤホンを日常的に使わず、「独立型」という物珍しさで購入を考えている人は、上記の不便さの方が目立って感じてしまうかもしれないので、まだ見送ってもいいかもしれません。

しかし本機に限らず、Bluetooth製の商品は試聴してナンボのものだと思うのですが、他のコード式のイヤホンに比べると、独立型の商品は基本店舗のショーケースに展示されているものばかりなので、気軽に試聴できる状況じゃない*3のも購入を躊躇させるポイントだよなと思います。

まぁこれだけ万引きしやすい商品もそうそうないと思いますが、メーカー各社は大型の家電量販店でがっつり試聴コーナー設けた方が、ユーザーの食いつきもいいと思いますよ。

 

以上、特に構成も考えず、だらっと使った感想を書きました。とんだ駄文ですが、読んだ方の参考になれば幸いです。

*1:実は使用後1週間ほどで、バッテリーが1時間保たなくなってしまい、購入店舗に問い合わせると新品に交換対応してもらいました。
現在は3時間とは言いませんが、2時間半は保っています。

*2:「Headphones」というスマホアプリ経由で、イコライザーの調整や利用者のアクションに合わせた適性なモードに切り替わるので、それを利用するとまだマシかなと思います。
ただ、電車乗り換えの多い人は、いちいちモードが「電車」→「徒歩」と切り替わり、切り替え時は無音になってしまうのが鬱陶しいと思います。

*3:フロアを回遊している店員さんを捕まえる→試聴したい旨を伝える→店員さんが見ている横で試聴をする、というのが基本的なスタイルかと……