海辺にただようエトセトラ

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Maison book girl 緊急フリーワンマンライブ「雨宿り」@青山 月見ル君思フ(10月30日)

超今更な記事が完成度90パーで下書きフォルダに入っていたので、この度投稿します。鮮度よ……

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去る10月30日、ようやくブクガことMaison book girlのライブをフルで見れた。平日開催(しかも月曜!)ということもあり、「フリーなのは魅力的だけど、今仕事立て込み過ぎてるし、行けるかなぁ〜」と思っていたら、夜の打ち合わせが終わると直帰できそうな雰囲気&開演時間がかなり遅いということもあり、滑り込みで会場へ。僕含む仕事終わりらしきのスーツの人もちらほら見かけたが、平日の割に私服率はかなり高かった。無銭だし学生が多かったのだろうか? 男女比は7:3といったところで、いかにも「ヲタ」な人はアイドル現場にはほとんどいないなぁと再認識(グループによってかもしれないけどね)。

ブクガを初めて見たのは今年のサマーソニックのアイドルステージでの3曲ほど。そこで見たfaithlessnessがかなり衝撃的だったので、いつか絶対がっつり見たいと思っていた。

結果としては予想どおりというか、いわゆるアイドルのライブという感じではなく、インディーバンドのライブのような雰囲気で行われた50分だった。
よくライブ会場で耳にする「ファイヤー!」って絶叫するコールが聞こえることもなく、印象的なサビの手の動作をコピーしているくらいでした。

とはいえ、どこかマリオネット的な雰囲気を携えた4人で生み出す空間は、キレのあるダンスと歌(音源よりいい!)でとてもエモーショナルな空気を作り出していた。みんなパッと見涼しげに見えるんだけど、その実めちゃくちゃ汗だくになってライブをこなす姿が非常に美しかったです
この日はイベント名が「雨宿り」ということもあり、歌詞に「雨」が入るものだけでセットリストを組んだらしいのだが、それにしてもこの人らの曲、雨降りまくってるんだな。そんな縛りもあったのでフェイバリットの「faithlessness」は披露されず……。しかし、近年の代表曲であろう「room」のパフォーマンスの完成度と言ったら凄まじい。トラヴィス・スコットのライブじゃないけど、この曲だけひたすら1時間やってくれても超楽しいと思う

ボブ最強説を唱える人間としては、ビジュアル面では矢川葵さん推しなんですが、やっぱり歌唱面での安定感では和田輪さんが一番素敵に見えました。でもやっぱり矢川さんかなぁ。

ワンマンイベントのため、特典会は死ぬほど混むと思いライブ終了後いそいそと撤退。というか、週末のヤナミューの定期公演(11月4日)にブクガは出演するので超短期間に2回ライブを見ることになるのだった。