海辺にただようエトセトラ

音楽や映画、本の感想をつらつらと。

2016-08-24から1日間の記事一覧

黒川博行『後妻業』

「色で老人を喰う」裏稼業を描く戦慄の犯罪小説 妻に先立たれた後期高齢者の耕造は、六十九歳の小夜子と同居しはじめるが、夏の暑い日に脳梗塞で倒れ、一命を取り留めるも重体に陥る。 だか、裏で小夜子は結婚相談所を経営する前科持ちの男、柏木と結託して…